Javaの構成管理ツールMavenのインストール手順
Antに代わるプロジェクト管理ツールであるApaceh Mavenのインストール手順をまとめました。
Contents
Mavenとは
ウィキペディアを一部抜粋して箇条書きで紹介します。
- Apache Antに代わるものとして作られたJava用プロジェクト管理ツール
- 導入するライブラリの動作に必要なライブラリをかき集めてインストールしてくれる
- プラグイン拡張により、ソースのコンパイル、テスト、レポート出力等々、さまざまな機能が利用できる
- 設定ファイルがシンプル
以前の開発プロジェクトでAntを利用したことがあるのですが、まさにXML地獄と感じるほど壮絶なものでした。
Mavenを使うとこのXML地獄から解放されるということで、かなり期待できますね。
インストール手順
それではインストール手順を書いていきます。
PCスペック
インストール先のPCは以下の通りです。
- Windows10 Home
- CPU Core i5 2500S 2.7GHz
- メモリ 4G
Mavenのバージョン
2016年9月6日時点の最新バージョン3.3.9をインストールします。
公式サイトのインストールページを参考にしました。
Mavenのダウンロード
下記の公式サイトよりダウンロードします。
Windows PCのため「apache-maven-3.3.9-bin.zip」をダウンロードします。
インストール
zipで圧縮されているだけなので、任意のフォルダに解凍すればインストール完了です。
私は「c:\work\tool」配下に解凍しました。
配置は以下のようになります。
環境変数設定
mavenインストール先のルートを「M2_HOME」として登録し、binフォルダをPathに追加するだけです。
M2_HOMEの登録
Win + Pause/breakキーでシステムを開き、「システムの詳細設定」を開きます。
「環境変数」を選択します。
システム環境変数の「新規」を選択します。
先ほどインストールした先のフォルダを、「M2_HOME」として登録します。
pathの追加
「Path」を選択し「編集」を選択します。
「新規」を選択します。
「%M2_HOME%\bin」を入力し、「OK」を選択します。
環境変数名を"%"で囲むとそのパスを参照できます。
つまり「c:\work\tool\apache-maven-3.3.9\bin」を指定していることになります。
動作確認
動作確認はターミナルで行います。
Win + Rキーで「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開きます。
「mvn -v」と入力します。
バージョンが表示されればOKです。
さいごに
簡単にですが、WindowsパソコンにMavenをインストールする手順を紹介しました。
いずれSAStrutsやSpringといったJava系のフレームワークの環境をMavenで簡単に構築する方法などを紹介したいと思います。
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