B’zはここから始まった!B’zの結成秘話をまとめてみた
日本を代表するロックバンドのB’zが誕生した時のことを調べたのでまとめます。
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B’z結成される前は
B’z結成前の二人のことについて書いていきます。
まず松本さんですが、音楽制作会社のビーイングに所属していて、スタジオミュージシャンやTM NETWORKなどのツアーサポートなどプロのギタリストとして活動されていました。
プロギタリストとしての活動の傍ら、「自らの音楽を表現できるバンドを創る」という構想のもとバンド結成に向けた活動も開始し、ボーカリストも決まってバンドを組むことを音楽雑誌で公表までしたのですが、結局デビューすることはなかったそうです。
対して稲葉さんはBeing音楽振興会という新たなアーティストの発掘や養成を行う事を目的とした音楽学校に所属していました。
ビーイング社長の長戸さんはB’z結成の2、3年前から稲葉さんを早くデビューさせたいと事あるごとに言うくらい当時からボーカリストとしての素質を見せつけていたそうです。さすが稲葉さん!
B’z結成のきっかけ
継続してボーカリストを探していた松本さんは、長戸さんから稲葉さんのデモテープを渡されて、稲葉さんの歌声と稲葉さんの顔写真を確認した松本さんはボーカリストとして即決したそうです。
そのデモテープにはT-ボーン・ウォーカーの「T-BORN SHUFFLE」、レッド・ツェッペリンの「YOU SHOOK ME」、ビリー・ジョエルの「Honesty」をカバーしたものが入っていたとか。
こうして2人は会う約束を交わしたそうです。長戸さんからのデモテープが無かったらB’zは結成されていなかったのかもしれませんね。
後に松本さんはこの時の事を振り返って歌声やルックスは文句なしであとは「いい人」であってほしいと願っていたそうです。
B’z結成時のエピソード
会う約束を交わした翌日に今は無くなってしまった六本木の「SOUND JOKER」という小さなスタジオで初顔合わせを果たし、ビートルズの「Let It Be」と「Oh! Darling」の2曲をセッションしたそうです。
2曲セッションしたところでアンプが壊れたんだそうです。神様がその2曲で十分だよって壊したんですかね。
顔合わせはそこでお開きになり、後日再びあった時は何故か既にデビューへ向けての活動が始まっていたそうです。
その後B’zを結成し1988年にシングル「だからその手を離して」とアルバム『B’z』の同時リリースでデビューしました。
2人が初めて出会ってB’z結成~デビューに至るまでは、約4ヶ月というかなり短い期間でスタートを切りました。
意外だったのが、B’z結成時はお互いの合意が形成されないままデビューへの話が進み、稲葉さんは後に「松本さんから一緒にバンドをやろうとはっきり口にして言われたことは一度もない」と語っているそうです。
初めてのセッションで同調して自然とそういう流れになっていったんですかね。
Oh Darlingのセッションといえば、B’zのLIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYSで当時を再現したOh! Darlingのセッションがありました。
稲葉さんの歌と松本さんのギターのみで、当時こういうセッションだったんだなぁと何とも言えない感覚に浸れました。
さいごに
今回はB’z結成時の話をまとめてみました。
僕自身結成時の話は知らなかったので調べている最中は常に新しい情報が入って新鮮でした。
タモリさんもMステで「デビュー30周年だけど未結成バンドだよね」と言ってましたが、結成しようという言葉もなくここまで続くのってすごいですよね。
それだけフィーリングがあったのでしょうか。今後の活動も楽しみです!
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