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ブルカミアでレッドチェリーシュリンプ飼育に挑戦~立ち上げ準備編~

2021年12月5日

ブルカミアでレッドチェリーシュリンプの飼育に挑戦します。今回は立ち上げ準備編になります。

Contents

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はじめに

ブルカミアはソイルの一種です。

ソイルとはアクアリウムに用いられる底砂の一つで、土を焼き固めて粒上にしたものです。

ただの砂利と比べて熱帯魚を飼育しやすい水質をキープしたり、少しずつ養分が溶け出て水草の育成を促す効果があるものなど種類は様々です。

ブルカミアの特徴

このブルカミアというソイルには二つ特徴があります。

水替え不要で足し水飼育が可能

一つ目が水替えが不要で蒸発した分の足し水だけで熱帯魚が飼えるというものです。

一般的にアクアリウムでは水替えが必須と言われていて、目安としては週に水槽の水量の1/3程度の交換が必要と言われています

詳細は割愛しますが、水の汚れ(アンモニア)を分解するバクテリアが数種類居て段階を追って徐々に無害な物質に分解していくのですが、一般的な飼育下においてはそれらバクテリアでも分解できない有害物質(硝酸塩=硝酸イオン)が残ってしまいます。

それを毎週1/3の水替えによって除去しているのですが、ブルカミアはこの硝酸塩すらも還元して空気中に窒素放出する脱窒作用があるため水替えが不要になるそうです。

私も以前は毎週水替えをきっちりやっていましたが、やっぱりちょっと面倒なんですよね。

水替えを怠るとコケが生えて見栄えが悪いですし、魚や特に水質に敏感なエビが死んでしまうといったもありました。

この水替えの手間がなくなるのはありがたいですよね!

すぐに熱帯魚を飼育できる環境が整う

二つ目は、設置後してから6時間水を回すだけで、熱帯魚を飼育できる環境が整うというものです。

熱帯魚飼育には上述した水の汚れをきれいにするバクテリアが必要ですが、バクテリアはすぐには発生しません。

バクテリアを増やす作業を立ち上げというのですが、この立ち上げ期間は短くても1週間、飼育する熱帯魚や水質に敏感なエビによっては1ヶ月以上掛ける方も居ます。

それがこのブルカミアだと6時間で立ち上げが出来て熱帯魚が飼育できる環境が整うそうです。

水槽購入したら水を張ってすぐに魚を入れたくなるのはあるあるですが、この立ち上げを疎かにして結果魚を死なせてしまうんですよね。

ブルカミアではすぐに魚を入れることができるようです。

ブルカミアを利用するうえでの条件

ブルカミアで足し水飼育を実現するには条件があります。

フィルターは水中ポンプ式の底面フィルターを使用する

一つ目は、フィルターというろ過装置には水中ポンプ式の底面フィルターを使用することです。

底砂をろ材として利用する底面フィルターで、かつある程度の水流でブルカミアに水を通す必要があるそうで、最大限の効果を発揮させるには水中ポンプ式の底面フィルターを利用する必要があります。

専用のバクテリアを使用する

二つ目は、バクターDDという専用のバクテリアを使用することです。

ブルカミア自体にバクテリアが居るのではなく、専用のバクテリアを別途購入して立ち上げ時に導入する必要があります。

このブルカミア+専用のバクテリアが6時間で熱帯魚を飼育する環境を整えているそうです。

効果は2年

三つ目は、約2年間で効果がなくなるというか崩れて利用できなくなるので定期的にブルカミアの入れ替えが必要です。

ブルカミアに限らず、土を焼き固めたソイルは月日が経つにつれて崩れていきます。

ましてや水中ポンプで強めの水流があたる環境ではなおさら消耗も早いです。

他のソイルだと1年程度で交換を推奨されている商品もある中、このブルカミアは水中ポンプ式の底面フィルターという環境下で約2年も持つのはすごいと思いますね。

水槽の構成

今回立ち上げる水槽のコンセプトはブルカミアxエビです。

用品などはすべて通販で有名なCharmさんで揃えました。

安い地域によっては翌日に届く梱包も丁寧で私はいつも利用していました。

水槽

水槽は、30x30x40のハイタイプで、メーカーはアクロさんのものです。

部屋が狭いのと、底面フィルターという点を踏まえこのサイズにしました。

メーカーはアクロさんで、安い割には質も高く以前からよく使っていました。

ブルカミア

ブルカミアは、弱酸性のブルカミアDで4キロにしました。

30×30であれば5センチちょっとになります。

底面フィルターとポンプ

底面フィルターはニッソーのバイオフィルターで、水中ポンプも同じくニッソーのPP51にしました。

接続するための加工が要らないのでこの組み合わせにしました。

照明

照明はコトブキのフラットLED300にしました。

値段もお手頃で以前も使用していたのですが、水草の育ちも良かったからです。

簡単な水草だったというのもありますが、今回も水草は簡単に育てられるものに使用と思っているので十分だと思っています。

さいごに

立ち上げ準備編ということで今回はここまでです。

次回は立ち上げ編を書きたいと思います。

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アクアリウム

Posted by えず