情報セキュリティマネジメント試験をなるはやで取得した方が良い理由
2017年春にIPA資格の情報セキュリティマネジメント試験を受けて、無事合格しました。
実際に受けてみて、なるはやで受験して取得した方が良いと感じました。
その理由をまとめたいと思います。
なるはやで取得した方が良い理由
結論ですが、単純明快で、実施回数を重ねる毎に難易度が上がっているためです。
それを愚直に表しているのが合格率です。
初回の2016年春は合格率88%、2回目の2017年秋が70%、そして3回目の今回が66%と回を重ねる毎に合格率が下がっています。
初回と今回で比べると20%以上下がっています。
まだまだ新しい試験ということで、難易度を調整している段階だと思いますが、初回90%近くって・・
今回私は初めて受けましたが、特に午後問題は引っ掛けというか何とも言えない微妙な解答群が多かったと思います。
情報セキュリティマネジメントは全て選択式なので、「解答群から選ぶだけじゃん」と正直舐めていましたが、その解答群が組み合わせになっていて、思った以上に難航しました。
例えば以下のような感じです。(適当ですのでニュアンスだけ掴んでもらえたらと)
【問1】
対処リストのうち、対処すべき正しい組み合わせはどれか?
【解答群】
ア:i
イ:iとⅱ
ウ:iとⅱとⅲ
エ:iとⅲ
オ: 組み合わせ続く・・
【対処リスト】
i:VVVV
ⅱ:WWWW
ⅲ:UUUU
ⅳ:XXXX
ⅴ:YYYY
ⅵ:ZZZZ
対処リストもローマ数字のため非常にわかり辛いというかイライラさせる形式でした。
「i~ⅲまでは"i"の数だけが違うし、ⅳとⅵもどっちだよ」と。
こんなのが3問出題され、最後の方は集中力が完全に切れていましたね。
前回の試験を受けた知人曰く、前回はこのような引っ掛けというかハマりそうな出題方式ではなかったそうなので、明らかに合格率を下げに来ているのがわかると思います。
さいごに
そんなこんなで情報セキュリティマネジメントは少しでも簡単なうちに受けて、取得しておくべきだと感じました。
個人的な直感ですが、下位資格にITパスポート試験があるので、50%前後になるように調整されていくのでは?と思っています。
情報セキュリティマネジメント試験は「ITを利活用する者」向けの試験なので基本情報並みの難易度(合格率25%前後)にはならないと思いますが、もう少し調整が入る気はしています。
受験する際は下記の記事も参考にしてみてください。
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