茶ゴケ対策のためにオトシンクルスを入れたら効果抜群だった
ブルカミア水槽に大量発生している茶ゴケの殲滅のためにオトシンクルスを入れました。
投入直後と一週間後どうなったのかを紹介します。
Contents
コケまみれのブルカミア水槽
ブルカミア水槽を立ち上げてから足し水のみで飼育していたのですが、1ヶ月経過した辺りから茶ゴケが増え始め気が付いたら水槽全体に侵略していました。
ブルカミアというソイルは基本足し水だけで飼育可能を謳っているのですが、この水槽はバクターDDという純正のバクテリアを使っていなかったためか、このように濾過不足による茶ゴケが大量発生してしまいました。
水槽の全体像はこんな感じです。
ブルカミアが茶色で分かりづらいですが、それでもガラスの壁面に大量に茶ゴケが発生しているのが確認できると思います。
オトシンクルスの導入
さすがに見栄えが悪いので茶ゴケ対策に出たのですが、茶ゴケ対策にはいくつか方法があります。
- 人力で落とす
- フネアマガイなどの貝類を入れる
- オトシンやプレコ系などコケを食べる熱帯魚を入れる
ここまで茶ゴケが発生すると人力では面倒なので、生体による殲滅を考えました。
フネアマガイという貝も茶ゴケの殲滅には非常に効果的なのですが、元々熱帯魚が少ない水槽だったので今回はオトシンクルスに決めて二匹ほど導入しました。水槽サイズは30×30×40のハイタイプでちょうど良いくらいだと思います。
ちなみにプレコ系は成長すると数十センチになる点と、水草の食害もあるそうなので却下です。
一言でオトシンクルスと言っても種類がいくつかあり、一番コケ取り能力が高いのはオトシンネグロなのですが、熱帯魚店に売っていなかったのでノーマルオトシンにしました。
オトシンネグロはプレコに近い見た目なので、可愛さも考えてノーマルにしたというのもあります。
ちなみに、店員さんは「最近はネグロは入ってこない」と言っていて、ネット通販でもオトシンネグロを販売しているショップを見かけないので流通が止まっているのかもしれません。
話を戻して、水合わせして投入した直後なので色が飛んでいますが元気そうです。
オトシンクルスを導入して1週間後
まず当初の目的であった茶ゴケは全て殲滅してくれました。こんな感じです。
あれほど目立っていた茶ゴケを隅々まできれいにしてくれました。こうやって見るとやっぱりコケは美観を損ねる要因になりますね。
私の経験上、大体1週間で茶ゴケを食い尽くしてくれます。
今回の主役のオトシン様です。お疲れさまでした。
飛んでいた体色もすっかり元通りです。
茶ゴケは全てきれいになったのですが、同様に発生していた緑ゴケは残ったままです。写真の右のガラス面です。激おちくんできれいにしようと思います。
オトシンが食べるコケは茶ゴケのみで、緑ゴケは食べてくれないのです。
あと、底面フィルターのパイプの上の方の内側に発生していた茶ゴケはさすがに駆逐できなかったようです。
水流は中の上くらいで強めなので仕方ないと思っていますが。
注意点
オトシンはよく茶ゴケの対策や殲滅に用いられますが、実際は雑食性で、死んだ魚や昆布、熱帯魚のえさも食べてくれる場合もあります。
「食べてくれる場合もある」と表現したのは全てのオトシンがコケ以外のものに餌付くとは限らないためです。
オトシンの死因として食べるものが無くなったことによる餓死が非常に多いですし、私も経験しています。茶ゴケを食い尽くして他に食べるものが無くなり数週間後に餓死といったことが非常に多い層です。
茶ゴケが無くなった後のことも考え、昆布を与えてみたり熱帯魚のえさに餌付いてくれるか確認したりすることをおススメします。
まとめ
まとめるとこんな感じでしょうか。
- オトシンクルスは茶ゴケ対策、殲滅に有効で大体1週間できれいにしてくれる
- 緑ゴケなど茶ゴケ以外のコケは食べてくれない
- 茶ゴケに代わる餌を探すことも重要
さいごに
動画にもまとめているのであわせてご覧いただけたらと思います。
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