Vagrantで構築したLinux上にLAMP環境を構築する方法

2019年3月11日

Vagrantで構築したLinuxの初期設定に引き続いて、Linux上にLAMP環境を構築する方法を紹介します。

はじめに

Linuxの初期設定まで終わっているので、続いてLAMP(らんぷ)環境を構築したいと思います。

Vagrantのインストール、Linuxのセットアップがまだの方は、下記を参考にしてみてください。

VagrantでWindows上にLinux環境を構築する方法 

Vagrantで構築したLinuxの初期設定

そもそもLAMPってなに?

LAMPは、Linux、Apache、MySQL、PHPで構成された、Webアプリケーション環境のことです。

小~中規模のWebアプリ開発ではよくPHPを用いられるので、結構耳にする単語かと思います。

「このWebアプリLAMP構成で作ろうかー」など

ちなみに、Linux、Apache、MySQL、PHPのそれぞれの頭文字が名前の由来になっています。

バージョンについて

今回はパッケージ管理モジュールのyumを使ってインストールします。

PHPのバージョンは5.6、その他は特に指定せずデフォルトのバージョンを入れます。

Apacheのインストール

前提

TeraTermなどのターミナルソフトでログインし、ROOTユーザに切り替えてあることを前提に進めていきます。

インストール

Apacheのインストールは簡単で、yumで下記のようにコマンドを打つだけです。

「-y」オプションを付けてデフォルト構成でそのままインストールします。

$ yum -y install httpd

インストール確認

バージョンを確認します。

$ httpd -v
Server version: Apache/2.2.15 (Unix)
Server built:   Nov 18 2016 23:48:55

2.2.15がインストールされていることが確認できましたね。

初期設定

続いて自動起動設定を有効化します。

$ chkconfig httpd on

Apacheが起動していないので起動します。

$ service httpd start

ドキュメントルートのオーナーをVagrantにして、権限も修正しておきます。

$ chown vagrant /var/www/html
$ chmod 755 /var/www/html

設定ファイルなど

Apache関連のファイルやドキュメントルートは下記の通りです。

起動スクリプト : /usr/sbin/httpd

設定ファイル : /etc/httpd/conf/httpd.conf

ドキュメントルート : /var/www/html

MySQLのインストール

インストール

MySQLもApache同様yumで下記のようにコマンドを打つだけです。

$ yum -y install mysql-server

インストール確認

バージョンを確認します。

$ mysql --version
mysql  Ver 14.14 Distrib 5.1.73, for redhat-linux-gnu (x86_64) using readline 5.1

5.1.73がインストールされていることが確認できましたね。

初期設定

Apache同様に自動起動設定を有効化します。

$ chkconfig mysqld on

設定ファイルを適用します。

「/usr/share/mysql/」フォルダ内に、サーバの用途(メモリ搭載量)に応じた設定ファイルがあるので、適宜選択し上書きします。

サンプルファイル メモリ
my-small.cnf 〜64MB
my-medium.cnf 〜128MB
my-large.cnf 〜512MB
my-huge.cnf 1GB〜2GB
my-innodb-heavy-4G.cnf 4GB

私はひとまずsmall構成でセットアップします。

まずはバックアップ

$ cp /etc/my.cnf /etc/my.cnf.bak

上書き

$ mv /usr/share/mysql/my-small.cnf /etc/my.cnf

続いて文字コードの指定を行います。

設定ファイルを開き、それぞれの文字コードにUTF8を設定します。

$ vi /etc/my.cnf
[client]
・
・
default-character-set=utf8

[mysqld]
・
・
default-character-set=utf8

[mysqldump]
・
・
default-character-set=utf8

[mysql]
・
・
default-character-set=utf8

MySQLが起動していないので起動します。

$ service mysqld start

設定ファイルなど

MySQL関連のファイルは下記の通りです。

起動スクリプト : /var/lib/mysql/mysql

設定ファイル : /etc/my.cnf

PHPのインストール

インストール

まずは、リポジトリを登録します。

$ yum -y install epel-release
$ rpm -Uvh https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-6.rpm

インストールします。

拡張ライブラリはこんな感じです。

$ yum -y install --enablerepo=remi,remi-php56 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd php-xml php-pear php-mysql

インストール確認

バージョンを確認します。

$ php -v
PHP 5.6.28 (cli) (built: Nov  9 2016 07:23:55)
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies

5.6.28がインストールされていることが確認できましたね。

初期設定

初期設定は使用する環境に応じて変わってくるため、一旦スキップします。

設定ファイルなど

Apache関連のファイルやドキュメントルートは下記の通りです。

起動スクリプト : /usr/bin/php

設定ファイル : /etc/php.ini

さいごに

これでVagrant上にLAMP環境を構築することができました。

yumでコマンド打つだけなので楽で良いですよね。

話変わりますが、LaravelというPHPのFWでWebサービスを作成することになりました。

ローカルの開発環境は今回構築したLAMP環境を使用します。

ゼロからLaravelを使いこなす(願望)までの道のりを本ブログで紹介していこうと思います。